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少人数学級のありかた

昨今、一クラスあたりの児童・生徒数を40人以下で構成する「少人数学級」への取り組みを試みている自治体が増えています。
少人数にすることで、児童・生徒の一人ひとりに目が届きやすく、教師が現状を把握しやすい、担任の学級運営の負担が軽減するなどのメリットが挙げられます。
また、教室のスペースを広く使えることで、学級内の閉塞感を和らげ、学級の雰囲気を良くするという効果も期待されています。
子どもの現状は多様化していて、それぞれに違った細やかな対応が求められる今、少人数で担任が一人ずつの子どもにしっかり目をかけることができる環境を作ることは、現代の教育において必要なことなのかもしれません。
対して、考えられるデメリットや懸念される点もあります。
それは主に物理的な面が大きいと考えられます。
まず、たとえば小学校で各学年の学級数をひとつずつ増やし、一クラスあたりの人数を少し減らすようにすれば、六クラス分の教室確保が必要になります。
少子化傾向で空き教室が増えた学校もあるとはいえ、一気にこれだけ確保するのは難しいかもしれません。
加えて、学級が増えるということは、その担任をする人員も必要になります。
全校生徒数は変わらないのに、教職員の数は増える。
それだけの人手を確保することも、それだけの人件費を計上することも、自治体によっては容易にいくものではないでしょう。
しかしながら、子どものことを第一に考えれば、のびのびとした環境で過ごせ、授業でも先生がきちんと目をかけてくれることができる環境は非常に有意義なものです。
「脱ゆとり」を提唱している現在、学習面でも少人数で授業に臨むことは非常に理想的であると思います。
おおよそ40人程度、という考えが広く浸透している中で、問題を抱えながらもその中に埋もれてしまう子どもがいるかもしれない、という可能性を思えば、少人数学級は現代の教育現場に必要な方式であるように感じられます。